見ておくべき！観たら元気120％！最強サプリ映画厳選５

「お金があっても人生は楽じゃない」／『私がクマにキレた理由 ＜特別編＞』

「あなたはどんな人物？」と聞かれて、スラスラっと答えられる人もいれば、まだ模索中で答えに戸惑ってしまう人もいる。『私がクマにキレた理由（わけ）』のヒロイン、アニー（スカーレット・ヨハンソン）は後者のタイプ。その質問に答えられず就職戦線から脱落した彼女は、アニーという名前をナニー（ベビーシッター）と間違えられたことをきっかけに、新米ナニーとして働くことに。上流階級観察日記を付けながら「自分はどんな人間なのか？」を探しはじめ……セレブママたちからアニーが学んだのは、決してお金では買えない大切なものだった。自分にとって何が大切なのかを考え、自分を知り自分に近づける、意外と深いテーマが満載である。

「自由になる権利はない？」／『しあわせの雨傘』

何かを始めることに年齢も時代も関係ない、必要なのは「やりたい！」と思ったことを行動に移せるかどうか。フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴが『しあわせの雨傘』で演じたスザンヌの選択と行動は、やりたいことはあるけれど戸惑っている……そんな女性たちの背中をポンッと押してくれる女性讃歌。とある事件がきっかけで、倒れた夫の代わりに雨傘工場を任されたスザンヌ。亭主関白な夫のもと“飾り壺”と言われながらも完璧な妻と母として生きてきた彼女だけれど、実はキャリアウーマンの素質が！　夫の会社を建て直した後は「私を古い女と言うけれど、時代を先取りしているの」と、誰もが驚く道を選ぶ。

「私は自分の声を忘れてた」／『キューティ・ブロンド2／ハッピーMAX』

シリーズ1作目で「きみはブロンドすぎる」という理由で恋人にフラれ、彼を追いかけてハーバード・ロースクールに入り、結果、優秀な成績で卒業し元彼を見返したエル・ウッズ（リース・ウィザースプーン）。続編『キューティ・ブロンド2 ハッピーMAX』では、結婚式の準備と愛犬ブルーザーのママを化粧品実験から救うための法案を通すという、キャリアウーマンなエルの姿が！　“めげない！逃げない！へこたれない！”をモットーに、気がつくと周りの人に愛され助けられているエルには“できる女”のヒントが満載！　仕事もお洒落も結婚もすべてを手に入れるのは決して不可能なことじゃないって夢を持たせてくれるはず。

「人がどう思おうと私はこの仕事に自信がある」／『恋とニュースのつくり方』

最低視聴率の朝の情報番組のプロデューサーとして新たなスタートをきったベッキー（レイチェル・マクアダムス）は、どんなにピンチな状況に立たされても「私はベストを尽くして絶対にあきらめないわ！」と、笑顔とガッツで前進し続けるパワフルな女性。頑張ったあとには必ずステキなことが待っている！　頑張ることは決して無駄じゃない！と教えてくれる

「この仕事をこなせるのは私以外にいない」／『プラダを着た悪魔』

「こんなに頑張っているのにどうして認めてもらえないの？」という、働く人なら誰もが抱いたことのある葛藤。ファッション界の裏舞台で働く編集ウーマンたちを描いた『プラダを着た悪魔』のアンドレア（アン・ハサウェイ）もそのひとり。ジャーナリストを希望していたのに、配属されたのは一流ファッション誌『RUNWAY』のカリスマ編集長ミランダ（メリル・ストリープ）のアシスタント。お洒落にもファッション誌の仕事にも興味のなかった彼女が、「君は努力していない、グチを並べているだけだ」というナイジェル（ミランダの右腕）のひと言を機に成長していく姿は、働く女性すべてを「私だって！」とやる気にさせてくれる。