【知らなきゃ損！】プロが伝授したい、正しいシャンプー方法５STEP！

ヘアケアの基本である『シャンプー』、あなたは毎日正しい方法でできていますか？以外と知らない人が多いように感じたので、分かりやすく５STEPにまとめさせて頂きました。今日から実践してみましょう！

まず始めに、シャンプーとは髪を洗うことではなく【頭皮を洗うこと】です。そして、自宅でのシャンプーこそが、髪をステキに保つ上で最も重要なヘアケアなのです。

シャンプー剤の選択

出典： get-your-baby-to-sleep.com

大きく分けて“市販品”と、ぼくら美容師の使う“美容室専売品”があります。否定する訳ではありませんが、市販品の安価なものは稀に“石油系”の洗浄剤を使っていて、髪や頭皮に刺激のつよいものがあります。
それに比べて美容室専売品は、やさしく洗い上げてくれて一人一人の髪質や髪のコンディションに合わせてピンポイントであなたにピッタリのシャンプーが見つかります。
正しいヘアケアをするにはそれがすごく大切なことなので、自分で分からない方は担当の美容師さんに髪質診断してもらって選ぶのが良いと思います。

正しいシャンプーの方法

出典： www.greenbelle-tsutsumi-hp.com

■１)ブラッシング

特にロングの方は、シャンプー前にブラッシングをして絡まりを取っておくとダメージの進行を防ぐ事ができます。無理に引っ張ったりせずに、やさしく毛先からブラッシングしてください。
また、髪についている汚れをザックリと落とすこともできます。

■２)全体を濡らす

じつは、シャンプー前に“全体をお湯でしっかり濡らすこと”はとても重要なんです。髪の汚れは、２～３分間、約３７℃のお湯で流せば【約８０％は落ちる】といいます。しっかりと濡らした後なら、シャンプー剤も少量で良い泡が立てることが出来ます。
お湯が熱すぎたりすると髪や頭皮の負担になるばかりか、カラーの退色を早めてしまったりもします。

■３)シャンプー

シャンプー剤を手の上でなじませて、髪の根元を何度もにぎるように泡立ててください。後頭部まで十分に泡立てることによりスムーズに洗えて、摩擦によるダメージを防ぐことができます。
泡立てたら、指の腹で頭皮全体を【500円玉大の円を描くように】揉みながら洗っていきます。
ここで爪を立ててしまうと、頭皮を傷つけてしまうのでご注意ください。（※スプレーなどでしっかり髪を固めている方は、一度流してもう一度泡立てたほうがいいと思います。）

■４)流し

指の腹で頭皮をかくようにして、ぬるつきが無くなるまで２〜３分間しっかり流しましょう。シャンプー剤の流し残しは、フケやかゆみに繋がります。

ここで髪の状態をチェックしてみてください。

自分に合ったシャンプーを使っている方は、トリートメントを付ける前のこの時に、指通りの良さやしなやかさを感じられるはずです。

■５)トリートメント

(トリートメントとリンスの違いについてはここでは割愛します。使い方は同じで大丈夫なので。)

まずは、毛先の水分をしっかりとしぼって、水があまりしたたらない状態にします。（したたっていると、トリートメントが一緒に流れていってしまいます）
注意してほしいのが【根元にはつけない】ということ。根元からつけるとペタッとして乾かした時にふんわり感が出なくなる可能性があります。根元の方の髪は、はえ立てで傷みの少ない部分なので、つけなくても大丈夫です。
髪の中間ぐらいから毛先にむかって、指で挟むようにして、まんべんなく馴染ませてください。

そのあと、３０秒ほど流して頂ければOKです。ちなみに３分ほど時間を置いてから流すと、より髪に浸透して効果が高くなります。