主張したい！目立ちたい！“モードメイク”で闊歩したい！

植村秀・シュウウエムラ化粧品の創業者
1928年6月19日東京生まれ。日本人ヘア メイクアップアーティスト・モードメイクアップ界の先駆者として活躍。1950年代後半ハリウッドに渡り、メイクアップアーティストとしての活動をスタート。高い技術力で注目され、大スター シャーリー・マックレーンやフランク・シナトラをはじめ、多くのハリウッド女優たちから指名をうける

一番右側くらいの大きさのブラシが便利です。使い方は
毛を寝かさずに毛先が肌に垂直にあたる様に。例えて言えば、遺跡を傷つけないように掃く様な感じです。

髪の色とアイブロウは同系・アイライナー・マスカラは洋服に合わせてパープルの同系で合わせています。目頭目の下のハイライトの効果も大！これなら簡単にトライできるモードメイクです

肌の質感に重きをおいたメイクです。ベースメイクをシッカリして、チークとリップ・眉の角度でこんなにモード感が出るのです

いつものメイクにひと工夫。アイカラーと口紅を同系にして下まぶたにも色をおいてみる。肌に透明感があるので隈にはみえないんですね

ここまでシッカリ作るには、アイライナーはペンシル・リキッド・を重ねて跳ね上げて最後はブラックのアイカラーを重ねています。ヘアーまでシッカリセットされているので完璧なモードを感じます

肌の質感・つやと透明感の両方を出すのはテクニック次第

黄色人種の日本人にはこの白さは難しいかも･･･首までファンデーションを塗っています。レッドのリップとボルドーのアイシャドウ。ランウェイメイクです

口元だけを変えるだけでもモード感が出ます。ベースの作り方は、やはり大事です。普段のベースにこの色を付けても肌がくすんで見えるでしょうね。よく見るとアイライナーはピンク？ボルドーか？赤かもしれませんね

リップは暖色系と決まってはいません。これがモードです。唇に負けないように目元は色味を抑えながらもシッカリ強調されています

パンク系は不健康さをアピール。チークは付けずに目元のみにポイントをおくだけ、下まぶたにはくすんだ色味を持ってくると不健康さがUP！頬のくぼんだ部分に暗めのファンデーションをのせると頬をこけてみせることができます。ブルーのカラコンもいきてます！

ポイントをメモとだけにしぼったメイク

指先までトータルにコーディネート

ポイントは従来の決まり事の、目元・口元は同系でなくてもいいことです。極端に言えば、グリーンの目元に反対色のレッドの口紅を持ってきてもいいわけです。とらわれない事が大事。そして何より丁寧さが大事。

眉をゴールドでカラーリングしてアイカラーはブラックとハイライトの２色。今すぐトライ出来そうです。眉にはマスカラの上からゴールドのアイカラーをのせる手もあります。

こちらもランウェイでのメイク。アイメイクは幅をもたせ、かなりの跳ね上げに描いているので、アイブローは少し短めに描かれているようです。目元を強調しても全体をボルドーでまとめているので、きつさのない優しいメイクです