肌のキメって?
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そもそも、『肌のキメ』って何でしょう? 手の甲をじっと見てみてください。 肌の表面に、無数の細かいミゾがありますよね。 このミゾを『皮溝(ひこう)』と呼び、その皮溝によって小さく分けられた、三角や四角の形をした肌を『皮丘(ひきゅう)』と呼びます。 『キメが整っている』と言われる肌は、この皮丘(ひきゅう)が均一の三角形に整っている状態です。
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逆に、キメの粗い肌というのは、皮丘と皮溝によって形成される
網目(皮紋)が不規則な状態で広がっています。
また、皮丘は弾力性を失いハリがなくなってきます。
皮溝は深くて広がった状態です。そして、毛孔が目立ちます。
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キメの粗い肌の状態は、脂性肌の方に多く見られる特徴でもあり脂性肌の場合、皮脂の分泌が多く、毛孔が大きく開いた状態となりがちです
そのため、毛孔が目立ち、皮丘や皮溝とのバランスは崩れ、ザラツキ感の伴うキメの粗い肌状態となってしまうのです
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肌のキメが粗くなるとどうなる?
■くすみの原因に!
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キメの粗い肌は皮丘と皮溝のバランスが悪く、凹凸がバラバラで、深い溝と浅い溝が混在しています。
そのため肌のキメが粗いと、光の跳ね返りがバラバラで、肌のくすみとなって、トーンダウンの原因になってしまうのです。
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■毛穴が目立つ!
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なぜキメが悪化すると毛穴が目立つのでしょうか?
それは、光の拡散と関係があります。
キメが整っている状態のお肌に光が当たると、沢山のキメに光が反射して光を拡散します。
すると、毛穴の輪郭がぼやけて目立たなくなるのです。
反対に、キメが悪い状態のお肌は、光の拡散が少ないために、てかって見えてしまうのです。
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■小ジワができる!
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キメの細かさが失われてキメが粗くなってくると皮丘と皮溝によって
形成される網目が不規則になってきて、皮溝が深く太くなってきます
そして、この皮溝が均一な網目を形成せずに、ある一定方向に向かって
走るようになると肉眼でも分かるような小ジワになってしまうのです
この小ジワは、その深さや太さが増してくると、通常のスキンケアでは
なかなか元の状態に戻すことは難しくなってきます
ですからシワが気になり出してから慌ててお手入れをするのではなく
キメの細かい肌状態を保つようなお手入れを早めにしておくことが
重要となってきます
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■化粧ノリまで悪くなっちゃう!
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肌の表面に凹凸が無くのっぺりしているので、ファンデーションを塗ると浮いてしまいます。
つまり「化粧ノリが悪い肌」になってしまうんです!
薄塗りなのに厚化粧に見える人は、キメが乱れてる可能性が濃厚。
キメの粗い肌は乾燥しやすいので、毛穴だって目立ってしまいます。
どうして肌のキメが粗くなるの?
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スキンケアには気を使って、毎日念入りにクレンジングして、きちんと洗顔してるのに・・・。
どうしてキメが粗くなるの?
と悩んでいる方もいるのでは?
でもちょっと待って!
そのお手入れ方法ほんとうに正しいのでしょうか?
●主な要因は2つ
皮膚に悪影響をもたらす原因は、主に外的要因と内的要因の2つに分けられます。
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■肌のキメが粗くなる要因その1<外的要因>
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環境によって引き起こされるものを指します。
乾燥した空気が皮膚の水分をうばったり、紫外線による皮膚ダメージや日焼け。
また、肌に合わない化粧品を使ったり、洗顔のしすぎなどによる刺激、摩擦による皮膚ダメージも肌への負担になるので注意しましょう。
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キメの大敵は乾燥!
しっかり保湿されているかどうかによって、キメの美しさは大きく左右されます。
潤いのない干上がった肌は皮丘と皮溝のバランスを崩し、ターンオーバー(お肌の新陳代謝)も乱し、と肌にとっていいことはまるでなし。
そしてもう一つ、気をつけなければいけないのが摩擦。
間違ったマッサージで皮丘を削ってしまうことがあり、そのまま続けると肌が乾燥してキメの乱れを加速させてしまいます。
クレンジングや洗顔でゴシゴシ洗うのも絶対NGなんですよ。
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皮丘は、水分をしっかり含んでいると、ぷっくりと膨らんでいます。 しかし、水分がなくなると、空気の抜けた風船のように、ビローンと横のびしてしまいます。 そうすると、肌の弾力やハリもなくなってしまいます。 つまり、肌のキメが乱れるのには乾燥が大きく影響していると言えます。
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■肌のキメが粗くなる要因その2<内的要因>
加齢やストレス、偏った食生活による栄養不足、睡眠不足、喫煙、ホルモンバランスなど、身体の内部から引き起こされるものを指します。
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脂っこいものばかり食べれば、
肌がテカテカしてきますし、
ダイエットで脂分を一切取らなければ、
肌がカサカサしてくるのは当然といえば、当然な訳です。
睡眠不足は肌のオーバーターンがうまくいかないから、
肌のキメがなくなったり、くすんだりします。
生理周期なんかも大きく関わってきます。
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仕事で遅くなって、疲れてお化粧を落とす気力がなくてそのまま寝てしまう。
お酒をつい飲みすぎてしまって気がついたらソファーでそのまま眠ってしまった・・・、という経験はありませんか。
朝つけた化粧品は昼間の紫外線や大気のほこりなどで酸化してしまいます。
皮脂も分泌されていますからそれが皮膚の表面をおおい、皮膚の新ターンーバーがうまくいきません。
皮膚表面のキメが粗くなりシミ、シワやくすみの原因になります。
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寝ている間に美容ホルモンである成長ホルモンが分泌されます。22時~2時の間が成長ホルモンが一番分泌されています。このゴールデンタイムに寝ていないと、成長ホルモンがうまく分泌されないので、ターンオーバーの妨げになり、キメの荒い老け肌になります。
睡眠不足も同じです。遅くても11時前には寝るようにして、睡眠不足にならないようにしましょう。
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お肌のキメを整えるには?
■まずはしっかりと保湿!
朝晩のケアはもちろん、乾燥が気になれば日中にも保湿ケアをしましょう。
今は冷暖房によりいつでも乾燥の危険性があります。
化粧水をミストなどに入れて持ち歩き、気になる時にお肌にシュッとひと吹きかけてあげましょう。
他にも加湿器を使ったり、濡れタオルを会社のデスクに置いておくなど乾燥対策をしっかりしてあげましょう。
乾燥を防いでこまめに水分をお肌に与えてあげる事で、皮丘も水分を含みやすくなります。
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化粧水で保水した後は、クリームなどの油分を含む化粧品を塗ってフタをする必要があります。
バリア修復に役立つ成分が含まれているとなお良いでしょう。
特に角質細胞間脂質の1つであるセラミド、あるいはそれに類似した保湿成分が配合されたクリームを塗ることをおすすめします。
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■一緒に角質ケアも行いたい
肌のターンオーバーは通常28日周期で行われ、洗顔などにより古い角質が自然にはがれます。
でも冷暖房による乾燥、紫外線、空気汚染、メイク残り、そして加齢、体調不良などさまざまな要因でターンオーバーが遅れ、古い角質が肌に残ってしまうもの。
1~2週間に1度など、お肌の状態に合わせ定期的にピーリングをして、ターンオーバーを促進してあげるといいですよ。
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古い角質の除去には、日々のスキンケアで、角質を落としていく、
定期的に、たまった角質をごそっと取っていく方法があります。
ごそっと取るには、ピーリングやゴマージュを月1~2回行う。
日々のケアでは、弱めのフルーツ酸石鹸などを使って
洗顔で、汚れや角質を落としていくといいでしょう。
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■お肌の大敵「紫外線」を防ぐ!
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紫外線を受けると、肌の機能は低下し、生まれ変わりの周期を乱します。
二の腕の内側を見てみてください。
白く、柔らかいキレイな肌ではないですか?
二の腕の内側は体の中で一番紫外線を受けない場所です。
『紫外線を受けない』ということは、それだけで肌のキメを保つ要素となります。
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紫外線の強い季節に外出する場合は、日傘をさす、つばの広い帽子をかぶる、肌の露出を控えた服を着るなどして、できるだけ紫外線を浴びないようにします。
また、紫外線防止効果のある化粧品や、日やけ止めを塗ることも、紫外線を防ぐのに役立ちます。
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■生活習慣も整えよう!
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栄養バランスのとれた食生活を心がけ、普段からしっかり睡眠をとること。
適度な運動やストレス解消など、“健康的な生活”が内的要因による肌密度の低下を予防します。
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肌のターンオーバー(肌が生まれ変わること)はPM10:00~AM2:00が最も活発になるといわれています。成長ホルモンは寝てから30分後に分泌が始まり、その後約1時間が最も分泌が盛んになるので、遅くとも12時までには寝るようにしましょう。
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肌の状態に限らず、理想的な肌を保つためにビタミン類は欠かせません。
特に肌を守ってくれる重要なビタミンは、皮膚や粘膜を生成するだけでなく、傷ついた肌の再生を助けるビタミンAと、コラーゲンの生成をサポートしながら肌の老化を防いでくれるビタミンCです。
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