株や仮想通貨市場は2022年になって下落しているものの、為替市場では円安が続いている。このような金融市場では株や仮想通貨よりFXの方が利益が出せる可能性が高い。初心者のためのFXトレードの始め方をお伝えする。
FXトレードとは
ニュースではいつも「今日の東京外国為替市場では1ドル=130円です」のように為替レートが報道される。為替レートは毎日どころかリアルタイムで常時変動しており、よく報道されるドル/円以外にも、ユーロ/円やポンド/円など他のレートもある。
そのような為替レートの変動を利用して利益を狙うのが、FXトレードだ。FXトレードは上手くいけば大きな利益になるが、反面失敗すると大きな損失を出すリスクもある。やるなら生活に必要がない余剰資金で行うことが原則だ。
FX会社に口座を開く
FXトレードを始めるためには、まずFX会社に口座を開く。日本にFX会社はたくさんあるため、どれを選べばよいか迷ってしまうかもしれない。その場合はネットで「FX口座 ランキング」といった言葉で検索をすればFX会社のランキングが出てくるので、その中で上位の会社を選んでおけば間違いは少ない。
また海外FX会社もある。海外FX会社は日本の会社より多くの通貨を扱っているなどメリットもあるが、初心者にはややハードルが高い。FXに慣れてきたら海外の口座も考えてみよう。
サイトや本で学ぶ
FXトレードの基本は、FXの本を買ったりFXのサイトを読んで学ぶことができる。またFX会社に口座を開けばサイト内に学習用のコンテンツがいろいろ用意されている。
FXの基本は「買う」か「売る」こと。ドル/円の場合、将来的にドルが上がると思ったら買い、上がったら売って利益にする。逆に将来下がると持ったら、まず売って下がったところで買い戻して利益を確定する。
しかし予想と反対にレートが動けば損失になる。ドルを買ってレートが下がったり、反対に売ってからレートが上がった場合だ。その場合は放っておくと損失が際限なく膨らむので、適度なところで損切りをすることが必要になる。
まずはデモ口座を開設
FXトレードは奥が深いので、1年や2年で上手くなれると思わない方がいい。そのためにどこのFX会社も仮想のお金でトレードができるデモ口座を提供している。最初は数週間、あるいは数ヶ月くらいはデモ口座でデモトレードを行い、FXになれてからリアル口座でのトレードを始めるのが無難だ。
リアル口座でトレードを始めても、その後は常に勉強を続け市場の最新の情報をチェックしていくことが求められる。FXは厳しい世界だが、頑張って続けていけば上手くなることができるだろう。